6月1日現在の新型コロナウイルス累計感染者は28,175,044人で、世界第2位の状況が続いています。5月以降の第2波の最中ですが、爆発的な感染拡大が減少したためデリー首都圏では6週間継続された外出禁止が緩和されつつあります。 インドの財務省は、5月29日コロナウイルス救援資材の輸入に関する物品サービス税(GST:Goods and Services...
インドは、12月から2月にかけて、中国にコメ10万トンを輸出します。6月に発生した印中実効支配線付近での衝突等、中国との政治的緊張にもかかわらず、30年ぶりの輸出になります。...
インドの農民は、9月の農業関連法の改定に反発し、11月下旬から全国的なストライキを実施しており、12月10日現在15日間抗議を続けています。 改定された法案は、農家が農産品を民間業者に直接販売しやすくし、農家の所得及び生産性等を向上させることを目的としたものです。農産物は、最低支持価格(MSP:Minimum Support...
インドで開発中のコロナウィルスワクチン「Covaxin」が第3段階の試験に入ったとAIIMS(全インド医科学研究所)のスリヴァスタヴァ博士が発表しました。本ワクチンはAIIMSがバーラトバイオテック社と共同開発しているもので、55歳のスリヴァスタヴァ博士自らが接種し、約1ヶ月後に2回目の接種を行うことになっています。同博士によれば、副作用は全くなく、今後1,000人のボランティアに対して接種試験を行い、その後第3段階の試験のため26,000人の感染者に対して効果の確認試験を行うとのこと。同博士は、Covaxinの有効性が立証できれば、現在開発中の他のどのワクチンよりも安価なワクチンとなり、その保管も2℃~8℃でできるため極めて扱いやすいものになると述べています。 第3段階の試験にはもう少し時間がかかると思われますが、もし有効性と安全性が確認されれば全世界に安価で供給できる可能性があります。 (写真:Bharat Biotech社ホームページより)
2020年12月3日現在、インドの新型コロナウィルスの累計感染者数は、世界第2位の9,534,964名で、死亡者の累計は138,657人、新規感染者は33,761名でした。...
インドは、2020年3月25日に全土のロックダウンを開始し,生活必需品の買物等を除いて外出を禁止するという世界で最も厳しい感染症対策と言われましたが、経済に深刻な影響が出て来たため、6月1日から段階的に解除を進め、10月15日以降感染症患者の多い一部の地域を除き全面的に解除しました。...
インド政府は、新型コロナウィルス対策により、2020年3月3日以前に発給したすべての査証(ビザ)を無効化しました。その結果インドへの渡航は不可能な状況が続いていました。...
在京インド大使館ビザ担当部署からビジネスビザが再開されたとの情報が日印協会に寄せられました。現在、情報の裏を取っています。 ビジネスビザが有効になったとしても、我が国外務省の対印渡航レベル(注)や渡航・帰国後の隔離期間の問題もありますので、すぐに渡航できるということにはならないと思いますが、一歩前進、希望の光が見えてきました。