9月24日、ニユーデリーで印米商工会議所(IACC: Indo-American Chamber of Commerce)が主催する経済サミットが開催されました。今回の経済サミットのテーマは、「21世紀の成長に向けた先駆的な道筋を探る」ことでした。
本経済サミットは、インド-アメリカ両国にとって重要な、経済、環境、社会問題等に対する課題解決を議論するサミットで、21回目の開催です。インドの関連する大臣等、駐インド主席公使及び企業の代表等が参加しました。
主な議題は、ヘルスケアと農業・食品加工部門で、いずれもインドが改善を必要とするテーマであり、具体的な技術支援及び投資拡大の方策が議論されました。
モディ首相は、QUADに続いて出席した国連総会の「未来サミット」で、人間の福祉、健康、食料の安全を確保し、将来の世代のための持続可能な世界を形成する必要を強調しました。モディ首相の強調する人間を中心としたアプローチがインド経済の発展と同時並行的に進められるか否か、今後注視していく必要があるでしょう。
(photo: BioVoice News)