8月20日、インドのニユーデリーで日印の外務・防衛閣僚会合(2プラス2)が開かれました。本会合は、安倍首相の肝いりで2019年に第1回が実施されて以来、今回が3回目の開催になります。
覇権的な動きを強める中国への対応として、共同訓練の高度化や防衛装備の技術移転等も含めた、防衛・安全保障面での協力を強化することが確認されました。
ASEANの一体性とルールに基づく枠組み「インド太平洋に関するASEAN・アウトルック(AOIP: ASEAN Outlook on the Indo-Pacific)」に対する全面的な支持も確認されました。
「自由で開かれたインド太平洋構想」を実現するためには、インドのQUAD(日米豪印)への更なる関与と2プラス2の着実な進展が望まれます。
(日印の外務・防衛大臣 写真;The Hindu)