12月23日モディ首相は、新型コロナウィルス対策会議において、オミクロン株に対する警戒と感染防止対策の徹底を指示しました。
インドの新型コロナウィルスの感染者数の累計は12月25日現在約3,480万人でアメリカに次ぐ世界第2位の状態が続いています。最近の感染者数は7,000人程度になり1日当たり40万人を超えていた第2波を脱しつつあります。
最初のオミクロン株は12月2日に2症例検出され、12月25日現在437名と拡大しています。インドは、12月24日現在、全人口の64%が(成人の87%)に1回以上のワクチン接種済みですが、オミクロン株感染による第3派の到来が懸念されています。
オミクロン株は、重傷者が少ないと言われていますが、感染速度が速くワクチン2回接種済みや感染から回復した者にも感染を引き起こしています。
都市圏ではクリスマスや新年を祝うイベントや集会を禁止する方針が示されました。動き始めた日印間の社会的交流が停滞しないことを祈るばかりです。
(livemint.com)