インドのモディ首相は、11月25日建設中の国際空港の礎石を据える儀式に出席しました。
インド首都圏(NRC: National Capital Region)近傍の国際空港は、インディラガンジー国際空港(IGIA: Indira Gandhi International Airport)のみでしたが、混雑等を緩和するため第2のノイダ国際空港(NIA: Noida International Airport) の2024年開港に向け建設が進められています。NIAはIGIAから80Km離れており、インドの首都とタージマハルで有名なアグラを結ぶヤマナ高速道路の近傍にあります。ノイダは、デリーに近接した便利な地域で日本企業のオフィスや工場が多く集まっています。
NIAは、最終的に滑走路が6本以上になるインド最大の国際空港となり、カーボンニュートラルを目指した環境にやさしい空港を目指しています。新型コロナウィルス禍のなかでの新空港建設ですが、ノイダという地の利を生かした空港がインド経済回復の起爆剤となることが期待されます。
(空港入り口の完成予想図)
(写真:YAMUNA INTERNATIONAL AIRPORT PRIVATE LIMITED)