インドで最も多く使用されているのはディーゼル油であり、その85%は輸入に頼っています。インド政府は、高い海外依存率とカーボン排出量削減のため、バイオエネルギーの開発を国家事業として進めてきており、2030年までにカーボン排出量を30%~35%削減することを目標に掲げています。このための具体的解決策として示しているが以下の5つです。
上記第2項については、ガソリン燃料の20%をエタノールに、ディーゼル油の5%をバイオ燃料にすることを目標にしています。
インド公社インドオイルコーポレーション(IOC: Indian Oil Corporation)のVaidya理事長は、5日、食用の廃油をディーゼル油と混ぜて利用する研究を始めたと述べました。この研究が実を結び、5%という目標が2030年までに達成されるよう期待します。