1月14日現在、インドの新型コロナウィルス累計患者数は、10,512,831人で世界第2位の状況が続いていますが、1日当たりの感染者数と死亡者数は減少傾向になっています。
インドの保健省は、新型コロナウィルスに対するワクチンの接種が1月16日土曜日から実施されると表明しました。当初3,000個所のサイトで、予め計画されていた医療従事者等から接種を開始します。接種の場所や対象者の認定等により接種者の人数は変わりますが、3月末までに、接種サイトを12,000個所に増加し、すべての医療従事者等に対する第1回目の接種を終了する計画です。
現在2種類(COVAXIN及びCOVISHIELD)のワクチンの緊急使用の承認が得られていますが、2回目接種時の混合を避けるための、ワクチンの配布や接種情報の管理も徹底されています。
インドの全土に予防接種が行き渡るためには1年以上を要すると言われていますが、インドの窮状を救うための早期接種が望まれます。
(bioworld.com)