インドの新型コロナウィルスの感染者数は、2020年11月5日現在、感染者8,364,086名で新規感染者は50,465名と増加し続けています。
2020年11月4日、デリー首都圏のケジュリワル首相は、デリー首都圏のコロナウィルス感染者が1日で6,842名増加し累計409,938名となり、第3波が到来していると述べました。インド全体としては、9月に新規感染者のピークとなり現在第2波の始まりの状況ですが、デリーは6月に最初のピークが来て、9月に第2波が来ていました。国立疾病管理センターは、冬の期間のデリーの1日当たりの新規感染者を15,000人と想定して体制を整えています。
デリー首都圏の10万人当たりの累計感染者数は2,442人で、ニューヨーク市の3,074人よりは少ないものの、東京都の228人に比べると10倍以上も多い値となっています(インド保険家族福祉省及び各国データによる)。
インド全土の人口100万人当たりの累計感染者数は6,024人であり、アメリカの28,350人よりはかなり少ないのですが、日本の814人より7倍強多い値です。ちなみに、世界平均は6,104人ですので、インドは概ね世界平均と言えます。
冬のお祝い(ディワリ:前ブログ参照)の期間に向かう中で、コロナウィルス対策に緩みがなく、収束に向かうことを期待しています。特に、インドビジネスの発展に取り組んでいる私達にとって、インドに行けないことはビジネスの進展に大きなマイナスとなりますので、インドの大都市の感染が収まり、早期に双方が行き来できる日常に戻ることを祈らざるを得ません。神田明神様、早くコロナを地球の外にうっちゃっちゃってくださいませ!