インド通貨についてご紹介いたします。
インドでの使用通貨は、ルピー(Rupee)、パイサー(Paisa)です。
ルピーはRs、パイサーはPと表記されます。
紙幣は9種類、硬貨は9種類あります。
紙幣はRs1、Rs2、Rs5、Rs10、Rs20、Rs50、Rs100、Rs500、Rs2000の9種類。
硬貨はP5、P10、P20、P25、P50、Rs1、Rs2、Rs5、Rs10の9種類です。
2018年10月現在、公式レートで【Rs1=¥1.53】となっています。(以下Rs=ルピー)
インドルピーは日本では入手できませんので、両替は現地で行なうことになります。
両替は、現地の銀行や空港、中級以上のホテル、政府公認の両替所、外貨系金融機関などで可能です。
日本円からの両替は大都市であれば可能ですが、USドルであれば地方都市でも両替が容易です。
レートや手数料は場所によって異なりますので、両替する際に確認しましょう。
どんな地方都市にもたいてい銀行はありますが、銀行は常に込んでいるため手続きに時間がかかることが多いようです。
両替所は、トーマスクックやアメックス、小さな看板を掲げたところなどいろいろあります。
両替所は銀行に比べると手続きが早く、施設の両替商では両替額や交渉によって多少レートが変わることもあります。
ホテルでの両替は、銀行に比べるとレートは悪いですが両替所へ行く手間を省くことができ、銀行が閉まっている時間帯や休日など、24時間両替することができ便利です。
また、インドでは2016年に、それまで利用されていた500ルピーと1,000ルピーの高額紙幣が廃止され、新しく500ルピー札と2,000ルピー札が使われるようになりました。
両替所でインドルピーを手にしたら、その場で手数料や枚数の確認をするのはもちろん、念のため紙幣の種類を確認することをおすすめします。(新紙幣2000ルピーと500ルピーはガンジーが右向きになっています。)
以前旅行したときのルピーを持っている人も、十分な注意が必要です。
インド物価の目安はバナナ1房50ルピー、屋台の食べ物が20ルピー前後、カレーが120ルピー、マックセットが200ルピー、水1Lが20ルピー、インドで定番のチャイは10ルピー、コーラ500mlで40ルピー、ビール中瓶で110ルピー、インドの列車(スリーパー)は、400から600ルピー、メトロ列車は20ルピー、バスは30から160ルピー、ACスリーパーという長距離バスは1000ルピー、乗合バスは10から20ルピー、中級クラスのホテルは1000ルピーから5000ルピーです。
あと、観光地の入場料タージマハル1000ルピー、世界遺産級の観光地500ルピー、博物館などは200ルピー前後だそうです。
滞在日数と動き方を考えて、換金するのがいいですね。
原則としてインドルピーの現金は海外への持ち出しが禁止されています。
そのため、海外でインドルピーの両替はできませんし、インドでも出国審査後に外国人がルピーから円やドルに戻すことはできません。出国審査前に再両替は済ませておいたほうがいいようです。