インド=不衛生といった印象をお持ちの方も多いと思いますが、実際、不衛生な部分が沢山あるのがインドです。道路わきにあるレストランで食事したらお腹をこわしてしまったとか、一見安全に見えたアイスクリームを食べたら下痢になってしまったなどという話は日常茶飯事であり、その原因の一つがインドの不衛生に起因するとも言われています。
そのインドが、ようやく食品衛生に本腰を入れてきました。
インド食品安全基準局(FSSAI:
The Food Safety and Standards Authority of India)が、約48億ルピー(約77億円)の予算を積んで食品検査のインフラ強化計画を発表し、 ニューデリーの大衆レストラン
その計画遂行のためFSSAIが中心となって立ち上げた強化委員
会の初会合が11月2日にデリーで行われました。
今後、食品検査部門が伸びて行くことは確実です。日本には、優れた食品検査技術と検査施設があり、それを運用するための多くのノウハウもあります。 インドの食品検査に日本の知恵とノウハウを活かせれば大きなビジネスチャンスとなるでしょう。